研究室で保有する簡易電波暗室の拡張工事を行い,内部の空間をより広く使えるようにしました.上記写真は以前の電波暗室です.以前は奥行3.7 m,横幅2.6 m,高さ1.8 m程度で,背の高い人が歩行路用ブロック(上記写真の黒色の部分)の上に立つと天井に頭がぶつかってしまって作業性が悪い状態でした.

拡張後の電波暗室の写真
今回の工事で奥行3.7 m,横幅3.0 m,高さ2.3 m程度にまで電波暗室の拡張を行い,高さが50 cm程度増加したことにより,背の高い人でも余裕で立って作業が行える内部空間を確保しました.これで実験室の壁・天井ぎりぎりまで暗室が拡張され,スペースが有効活用できます.